OSCE共用試験の試験官として~医学部・歯学部でのOSCE試験とは

2024年10月4日

医師や歯科医師は、通常5年次~6年次に附属病院において、医師や歯科医師になるためには診療参加型実習(クリニカル・クラークシップ:CC)を通して患者さんから医療や歯科医療を学ぶ必要があります。Pre-CC OSCEの共用試験は,診療参加型実習に参加するためのいわば“かりの免許”とでもいうべき試験として法的に位置づけられています.OSCE(Objective Structured Clinical Examination:客観的臨床能力試験)は医療面接や身体診察、全身の診察手技などの基本的臨床能力を評価する実技試験です。要するに実際に医療現場に足を踏み入れる前に「きちんとした言葉遣いや態度で問診ができるか」「基本的な診察・手技が身についているか」といった点を確認するための大変重要な試験です。今回、外部評価者試験官として出張に行ってまいりました。

教授 管野貴浩

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