2020年7月16日
あらゆる健康増進に関する学術雑誌として近年注目が高まっている学術雑誌Healthcare(IF:インパクトファクター1.916)にレビュー論文がアクセプト受理(2020年7月16日付け)されました。
がん治療の口腔有害事象(お口の副作用)は、その治療法により口腔粘膜炎(口内炎)をはじめとする多岐にわたる症状が出るとされており、歯科医師、口腔外科医、歯科衛生士など歯科医療職の専門的な介入が重要とされています。
この論文では、歯科衛生士によるがん患者の口腔機能管理(口腔ケア)を実施する上で重要な、理論の根幹をなす”Dental hygiene care process(歯科衛生過程)”の新たな展開に向けた提言を行うレビュー論文を執筆致しました。
今回は初めて書いたレビュー論文であると共に、挑戦的、意欲的な内容であったため、学術雑誌のレフリーからは厳しいご意見を多々いただきましたが、管野教授の懇切丁寧、親身な指導により、なんとかアクセプトまで漕ぎ着けました。
管野教授をはじめ、共著者の先生方にこの場を借りて御礼を申し上げます。
今後もさらなる学術の発展に貢献できるよう、努力してまいりたいと思います。
助教 松田悠平