2024年10月6日
10月4日-6日まで、頭蓋顎顔面外科を扱う、形成外科、耳鼻咽喉科/頭頸部外科、口腔外科の世界最大の学術団体である、AOCMFの研究開発部門国際合同委員会[Research & Development Commission]に参加のため、アジアパシフィック地区代表者として米国シカゴChicagoに来ております。AO財団は頭蓋顎顔面外科に関して、多くのエビデンスに則った臨床教育を医師や歯科医師に行っておりますが一方で、臨床と同様に重要な研究部門にも多くの奨学金や研究の場や機会を臨床医に提供しています。アジアパシフィック地区の形成外科や口腔外科の研究の現状と今後の応用と発展性について世界各地区からの代表者や骨代謝研究者らと建設的討議を展開してまいりました。患者さんの治療に当たるわれわれ臨床医は、臨床の疑問を研究という手段により解決と解明、さらなる知見を明らかとし、そして将来のさらなる先端先進治療に応用すべく日々努力を重ねる必要があります。今後の若手医師や歯科医師の両輪の重要性についての教育指導に引き続き尽力してまいります。
教授 管野貴浩