2021年10月16日
世界最大の頭頸部・口腔顎顔面外科領域の学術教育団体であり、耳鼻咽喉科・頭頸部外科、形成外科、口腔外科からなるAOCMFの学術大会に、教育講演講師として召喚いただきました。
世界から400名近くの医師・歯科医師の参加があり、当科で大変多く治療させていただくわたくしの長年の専門の一つである顎変形症治療の審美的合併症について教育講演と、その後の症例を交えたパネルディスカッションのパネリストと、さらにその後には、グループディスカッションのモデレーターを担当いたしました。
顎変形症治療のゴールは、顎口腔と顔面の形態審美と機能をダイナミックに治療する大変口腔外科の重要な臨床領域です。世界各国からの多くの参加者からの質問と質疑応答はいずれも熱意に満ちており国際教育者の一人として一生懸命教育に従事させていただきました。
今後も若き医師・歯科医師へ良質な学術教育を提供できますよう、自らも努力を重ねて知識と技術の自己学習を継続いたします。
教授 管野貴浩