2021年12月6日
12月4日、5日の2日間、AOCMFスイス・ダボスコースの頭蓋顎顔面外科の顔面外傷と顎変形症、睡眠時無呼吸症への外科手術治療に関して、形成外科医・耳鼻咽喉科頭頸部外科医・口腔外科医への教育活動に、アジアパシフィック地区/日本代表の国際教育者として従事致しました。
顎顔面外傷や顎変形症手術、睡眠時無呼吸患者治療には、近年各種先端デジタルテクノロジーを駆使したコンピューターアシスト下での手術、内視鏡やナビゲーションなどの最新手術機材を応用した手術により、正確精密にそして低侵襲に患者さん方への手術治療提供を行うことが可能となりました。わたくしは、当該分野の本邦のフロントランナーとして臨床や教育活動を進めて参りましたが、今回口腔外科医として非常に光栄な機会を頂きました。世界各国からの多くのFacultyや多くの参加者との教育における活発な討議を通して、自らにとっても大変有用な2日間となりました。
われわれ島根大学医学部附属病院歯科口腔外科・顎顔面外傷センターでは、最先端で低侵襲精密正確な手術治療を引き続き提供して参ります。
教授 管野貴浩