2024年5月17-18日開催のAO CMF Focused Course―Principles in Reconstructionに参加させていただきました。国内外のエキスパートのレクチャーは明日からの診療で役立つ非常に有益な情報が数多く提示されており、学会とはひと味もふた味も違う実践的な内容がぎゅっと詰まったコースで多くの学びがありました。また、実際の症例使ったディスカッションでは、形成外科の先生方、他施設の口腔外科の先生方と多くの議論をし、とても有意義で楽しい時間を過ごすことができました。
准教授 小林真左子
わたくしは2024年5月17-18日の両日に上記大阪で開催された、世界最大の頭頸部頭蓋顎顔面の学術団体（口腔外科・形成外科・耳鼻咽喉科頭頸部外科等の世界各国の専門医から構成される）AO CMF Focused Course—Principles in Reconstructionのコースチェアマンとして顎口腔腫瘍・口腔がんの切除と再建に関する教育講演とコースマネージメントを担当致しました。Facultyには、韓国および本邦全国から顎口腔・頭頸部腫瘍の切除および再建手術治療の真のエキスパートである口腔外科医・形成再建外科医に参画いただき、全国から次世代の若手を中心とした口腔外科医・形成外科医で満員となる参加を頂きました。エビデンスに基づくAOCMFの原理原則からなる治療法の講義やアドバンスで議論の分かれる内容に関する講演、手術を想定した実技実習、われわれFacultyと参加者で一体となる症例検討と討議など、いずれも大変白熱した2日間となりました。わたくし自身も多くの経験豊富な口腔外科医と形成外科医との有益な学術交流・意見交換を行うことが出来ました。引き続き、学術面での国際交流と教育貢献に努めて参ります。
教授 管野貴浩
