2025年4月18日から20日に開催されました第66回韓国口腔顎顔面外科学会総会・学術集会に参加させていただきました。私は4月19日に”Relationship Between Oral Function and Social Participation Among Community-Dwelling Older Adults: An Observational Cross-Sectional Study”について口演発表をいたしました。初めての国際学会ということで非常に緊張しましたが、なんとか発表を行うことができました。また、多くの先生方との交流の機会をいただき、これ以上ない貴重な経験をさせていただきました。今後も臨床・研究ともに研鑽を積んでまいります。今回の学会参加にあたり、ご指導いただきました管野先生をはじめ医局の先生方に心より感謝申し上げます。
歯科衛生士(社会人大学院生) 竹田 茉由
この度、韓国で開催されたThe 66th Congress of the Korean Association of Oral and Maxillofacial Surgeonsに参加させていただき、「A Retrospective Study of Postoperative Complications Following Open Reduction and Internal Fixation of Mandibular Condyle Fractures Using the High Perimandibular Approach: A Multi-Institutional Study. 」についてポスター発表を行って参りました。
初めての国際学会で緊張しましたが、各国の口腔外科に携わる先生方とお話しする機会をいただき、大変貴重な経験をすることができたことを嬉しく思います。
また、様々な興味深いシンポジウムや講演を拝聴し、臨床や研究へのモチベーションが向上いたしました。この気持ちを忘れぬよう日々の臨床・研究に励みたいと思います。
観光や現地の食事もしっかり楽しむことができ、思い出に残る学会となりました。このような機会をいただき、ありがとうございました。
歯科医員(社会人大学院生) 坂田紀子
2025年4月18日から20日までの3日間、韓国ソウル・ Asan Medical Center, Seoul, Koreaで開催された第66回韓国口腔顎顔面外科学会総会・学術集会において、韓国口腔顎顔面外科学会および日本口腔外科学会より招待講演演者に召喚いただきました。国際シンポジウムInternational Session: Symposium 4 – Tumor Resection and Managementを主題としたテーマにおいて、Current Updates in Oral-Maxillofacial Tumor Resection and Reconstruction in Japanの演題にて、30分間の講演発表を行わせていただきました。とくに口腔がん治療の切除と再建における近年の進歩は目覚ましく、最新のデジタルテクノロジーや、口腔がんの切除と形態と機能の両者へ配慮した口腔顎顔面の再建治療はわれわれ口腔外科医には極めて重要なテーマです。さらに最新のアルミノックス治療についても概説とわれわれの良好な結果を示し、会場には後方周囲に立ち見の方々もでるほど大変多くの参集を頂きました。韓国およびアジア各国からの口腔顎顔面外科学会の先生方のお役立てましたら幸いです。
学会の大会長は、AsanMedicalCenter口腔顎顔面外科の Professor. Bukyu Lee教授であり、韓日両学会および個人的にも長年にわたる友人です。また、韓国にはわたくしの若かりし頃に、ソウル大学口腔顎顔面外科や韓国国立がんセンター口腔外科に何度となく、臨床研修に訪れていたこともあり、20年来の大変多くの親友旧友との再会ができました。当講座から、坂田紀子先生や口腔ケアセンター歯科衛生士竹田茉由さんが大学院博士課程研究の内容を発表し、いずれも高い学術評価を得ることができました。引き続き、われわれ島根大学歯科口腔外科学講座は、臨床と研究の最先端研究を継続し、広く島根発世界に向けて学術知見を発信してまいります。
教授 管野貴浩