2022年（令和4年）6月24日（金）・25日（土）の両日, 宮崎駅の目の前にあるニューウェルシティー宮崎およびWEBにて開催された上記第39回 日本顎顔面補綴学会総会・学術大会にて学術講演演者に召喚いただき講演を行いました。
シンポジウムⅠとして, “広範囲顎骨支持型補綴装置診療ガイドライン -顎骨再建とインプラントによる診療指針-”についてであり, わたくしが編集委員長を務めます，（公社）日本顎顔面インプラント学会から今夏発刊が予定されております, 顎骨再建とインプラントによる診療指針－広範囲顎骨支持型装置治療マニュアル―について, その経緯と経過および内容, さらには今後の学会連携によるエビデンス構築の重要性について講演いたしました。講演後の総合討論では, 会場から多くの質問を受け, 深く活発な討議が行われました。 座長は母校の先輩でもある学会大会長の山下善弘先生と, 学会理事でさらに治療指針の編集委員を務めてくださった東北大学の小山重人先生, 演者には小山先生, 同じく編集委員を務めてくださった慶応大学の堀江伸行先生で登壇いたしました。
今後も, エビデンスを順守した顎口腔の形態と機能再建に向けて, 広範囲顎骨支持型装置治療（歯科インプラント治療）を患者さんに提供してまいります。
学会では, わたくしの師匠であります高橋 哲東北大学名誉教授・前口腔外科主任教授も学術講演にお越しになられており, 宮崎大学山下教授と写真を撮ることができました。学会場には150名を超える多学際的な歯科医師（口腔外科, 補綴歯科等々）, 形成外科や耳鼻咽喉科・頭頸部外科の医師，歯科技工士，看護師, 歯科衛生士, 言語聴覚士等, さらにはオンラインでの参加も多く, 医科歯科多職種連携の学術討議の素晴らしい場でありました。
教授 管野貴浩
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