2024年3月9日-10日に台中は中山医科大学にて開催されました第36回台湾口腔顎顔面外科学会・学術大会にて日頃のライフワークとしての研究テーマ「口腔癌治療における術後性口腔機能障害」について口演発表を行ってきました。発表後には質問を多数いただいて主に若手の先生方と議論致しました。少しずつ国際学会での発表にも慣れてきたことを実感できたのが今回の大きな収穫となりました。今後、毎年必ず国際学会に発表し続けて、更なるスキルアップを目指したいと思います。
また学会後にはレセプションにて鹿児島大学に赴任された奥井教授を始め、国内外の多くの先生方と交流でき、とても充実した時間を過ごすことができました。管野教授を始め、医局の皆様にこの場を借りて御礼申し上げます。
講師 松田悠平
3月9日-10日の両日、台湾の中央に位置する第2の都市である台中市の中山医科大学で開催された上記第36回台湾口腔顎顔面外科学会・学術大会にて、招待講演演者に選出いただき、香港、台湾からの演者とともに顎変形症治療に関する国際シンポジウムにて講演をさせていただきました。
今回は、われわれの診療科にて大変多くの手術治療を行っている顎変形症の手術治療に関して、上顎と下顎の幅径の大きさの違いに関する不調を改善するために、わたくしが新規術式として昨年国際学術雑誌へ発表をした内容について講演をいたしました。大変な反響をいただき、台湾や韓国らの口腔外科医や形成外科医と大変良い討議が行えました。また台湾口腔外科学会には、旧知の親友の口腔外科医や形成外科医も多く、2泊3日の滞在中には彼らと大変よい学術交流に時間を過ごすことができました。
2月から鹿児島大学歯学部口腔外科学講座の教授に就任された奥井達雄先生や、前講座医局長で、昨年台湾・台北医科大学口腔顎顔面外科に留学されていた現在福岡大学医学部歯科口腔外科学講座の講師 吉野綾先生とも再会でき、とても楽しいひと時でした。講師の松田悠平の学術口演発表も好評をいただき、口腔がん治療における口腔機能評価の重要性を論じることができました。今後も国際学術連携および医療連携を深め、患者さん方の治療に役立ててまいります。
教授 管野貴浩