第34回特定非営利活動法人 日本顎変形症学会総会・学術大会, 東京TFTホール

2024年6月29日

2024年6月27日(木)から28日(金)にかけて開催された第34回日本顎変形症学会学術大会に参加し、口演発表を行ってまいりました。着席できない人が多い盛況な会場で発表の機会を得、前所属の日本歯科大学で行った臨床研究である「パワーチェーン一体型サージカルスプリントを用いた顎矯正手術中の暫間的顎間固定法」を報告いたしました。この場を借りて、共同演者として報告の準備にあたりご指導を賜った日本歯科大学生命歯学部口腔外科学講座の里見貴史教授、澁井武夫教授、附属病院口腔外科の藤城建樹先生に深く感謝いたします。
本学会では、顎変形症手術の手術手技、医療安全、偶発症の管理について、多く勉強させていただきました。島根大学医学部歯科口腔外科学講座においても多くの顎変形症手術を行っておりますが、安全で確実、患者さんにとって満足度の高い顎変形症治療の提供を追求していきたいと思います。

准教授 小林真左子

2024年6月27日(木)~28日(金)で、東京ビックサイトTFTホールで開催された第34回日本顎変形症学会総会・学術大会でのシンポジウム1.「口腔外科医による顎矯正手術の安全性の確保と実際の医療提供体制の現状」の演者および同セッションの座長に召喚いただき学術講演を行わせていただきました。

顎変形症は、顎顔面と口腔の機能と形態の障害疾患であり、外科的矯正治療として矯正歯科専門医と連携し、当科でも大変多くの患者さんへ手術治療を提供させていただいております。その中で、医療安全は最も重要な基盤であり、安心安全な当院での顎変形症治療の立ち上げから、患者さん方の管理に関して詳説をさせていただきました。

初日の第一会場であり、1,000名の収容のA会場が満員となる大変多くの参加を頂きました。また4人のシンポジスト講演の後には建設的で有用な討議を行うことが出来、私も学ぶことが多くありました。今後も医療安全の観点を重要視し、安全安心な当院での顎変形症治療に尽力してまいります。

教授 管野貴浩

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