この度、韓国で開催されました第65回大韓口腔顎顔面外科学会総会・学術大会に参加させていただきました。私は”Effect of body mass index on post-treatment oral function in patients with oral cancer: A cross-sectional study”についてe-Posterにて発表いたしました。海外での学会であり、多くの先生方との交流の機会をいただけ、非常に刺激的で貴重な経験をさせていただけました。今後も臨床・研究ともに研鑽を積んでいきたいと思います。
嶋村薫穂
今回65th Congress of Korean Association of Oral & Maxillofacial Surgeonsにて私の学位研究テーマである「Influence of Age on Postoperative Oral Function after Oral Cancer Treatment: A Single center Retrospective Observational Study.」についての演題発表を行ってまいりました。私にとって2度目の国際学会でありましたが、トラブル等なく無事発表を終えることが出来ました。海外の先生方、特に私と同世代の先生が口腔外科分野で活躍している姿を目の当たりにし、自身の知識不足を痛感いたしました。
本演題発表にあたりご指導いただきました管野先生、医局員の先生方にはたくさんの指導をいただきました。ありがとうございます。今後ともご指導何卒宜しくお願い申し上げます。
古谷龍人
This year, I was given an opportunity to attend and participate in the annual Korean Association of Oral and Maxillofacial Surgeons (KAOMS) 2024 conference, held at Osstem Implant Centre, Seoul. It was intriguing to observe various lectures of speakers and interact with other maxillofacial surgeons from various countries. I sincerely thank Prof. Kanno sensei for this invaluable opportunity and the chance to improve my knowledge on patient-centered maxillofacial surgery.
Mrunalini Ramanathan
KAOMS is a good opportunity to learn and connect with various surgeons across Korea, Japan and Taiwan. To be able present a paper at such a stage is a really challenging and good experience for me. I would like to thank professor Kanno sensei and Matsuda sensei for helping and giving me this opportunity.
Nithish Sankepally
2024年4月11日から13日までの3日間、韓国ソウル・ OSSTEM Implant R&D Center, Seoul, Koreaで開催された第65回韓国口腔顎顔面外科学会総会・学術集会において、韓国口腔顎顔面外科学会および日本口腔外科学会より招待講演演者に召喚いただきました。国際シンポジウムInternational Session: Oral and Maxillofacial Reconstructionを主題としたテーマにおいて、Current Updates in Oral and Maxillofacial Reconstruction using Dental Implants in Japanの演題にて、30分間の講演発表を行わせていただきました。とくに口腔顎顔面再建治療の近年の進歩は目覚ましく、最新のデジタルテクノロジーやインプラントを併用した形態と機能の両者へ配慮した口腔顎顔面の再建治療はわれわれ口腔外科医には極めて重要なテーマです。会場には後方周囲に立ち見の方々もでるほど大変多くの参集を頂きました。韓国およびアジア各国からの口腔顎顔面外科学会の先生方のお役立てましたら幸いです。
学会の大会長は、Kyung Hee University口腔顎顔面外科の Professor. Yong-Dae Kwon教授であり、韓日両学会および個人的にも長年にわたる友人です。また、韓国にはわたくしの若かりし頃に、ソウル大学口腔顎顔面外科や韓国国立がんセンター口腔外科に何度となく、臨床研修に訪れていたこともあり、20年来の大変多くの親友旧友との再会ができました。当講座から、嶋村薫穂先生、古谷龍人先生、Dr. Mrunalini Ramanathan先生が大学院博士課程研究の内容を、さらにインドからの奨学臨床研修医のDr. Nithish Sankepallyが発表をおこない、いずれも高い学術評価を得ることができました。引き続き、われわれ島根大学歯科口腔外科学講座は、臨床と研究の最先端研究を継続し、広く島根発世界に向けて学術知見を発信してまいります。
教授 管野貴浩